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『M』…MEMORY MUSIC

あなたにとっての懐メロって?

『M』…MEMORY MUSIC

m///「Memory Music」

  音楽が単に大好きだ。「音を楽しむ」で音楽。まさにその名の通り、音楽を愛し、音を愛で、音を楽しんでいる。懐メロが一時流行ったことがあったが、あたし にとっての懐メロが街中でふと耳にしたり、ランチを食べにいったその店先で流れてたり、深夜のFMで流れてたりすると、音とともにそのときの自分の心境が 内からコポコポとコーヒーサイフォンみたいな音をたてて蘇ってくる。
今回はその中でのほんの一部を、綴ろうと思う。いわゆるほとんど自分に対するメモにしかすぎないのだろうけど。

GAO「さよなら」…高3冬。勉強もせず、寒い中自転車を二人乗りして、某市内を廻りに廻った。あの頃みてた世界は、今となっても特別で、一生味わえない、味わうことはもうないだろう時期。色んなことを教えてくれ、学んだ。
宇多田ヒカル「First Kiss」…高3の夏。嫌で嫌で仕方なく、走って友人の元に走り寄った時、吹奏楽部が練習していた。傷付けるぐらいなら、このとき終止符を打てばよかったのだ。後悔を思い出す。
Faith Hill「This Kiss」…毎日がキラキラしていた。課題の多さは半端なかったけど、それでも深夜まで起きていたり、友達と意味もなく何時間も話したり。青春謳歌中!みたいな。
Mr.Children「星になれたら」…大学進学のため実家を出ることが分かってからは、ずっと聞いていた。「この街をでてゆくことに決めたのはいつか…」完全にシンクロナイズ。この曲が今のあたしに繋がる出発地点。
倉木麻衣「Secret of my heart」…金曜の講義が終わって急いで家に帰って、松山駅へ。16時過ぎ発の「特急しおかぜ」に飛び乗って、3時間かけてまずは岡山へ。それから京都 まで新幹線に乗って、在来線に乗り換え、約15分。なぜかあのときのことを思い出す。
つばき「東京の空」…初めてつばきを知ったのが、2002年11月11日。第一声が風向きで、その次が東京の空へと続いた、松山SKライブで、あたしは完 全に虜ロール。時間にして10分も経っていないだろう。それから今に至るまで本当に好きな歌で、好きなバンド。つばきから始まる出逢いも多かったなー。初 々しい20代前半を思い出す。
メレンゲ「カッシーニ」…確実に同じ感覚を持っていた証拠。その一つの共通点に嬉しさを感じた。
swapping daughter「恋待通り」…昼夜逆転生活を送っていた日々。ピチの曲もそうだけど、スワップの歌も今では恋こがれても取り戻せない時間の象徴。
GRAPEVINE「光について」…幸福なんだけど、心のどこかで苦しかったあの日々。胸の奥で何かが締め付けられた頃を思い出す。だけど今となっては笑い話し…とまではいかなくても、そんなこともあったと思える次第。
くるり「ばらの花」…走馬燈のように色んなことがかけめぐる。楽しかったことも、辛かったことも、もどかしかったことも。夏の夜、クーラーもつけずに夜風にただひたすらあたって、一人部屋で色んなことを考えていた。
weezer「smile」…3分だけ、時間ちょうだい。ただただ、耳の奥で響いたその言葉を思い出す。

挙げ出すときりがないので、この辺にしておこう。まだ25年しか歩んでいなくって、これから先にある道の方が、今まで歩いてきた道のりよりはるかに長い。 ていうか、そうでありたい。この先も色んな音楽があたしの軸になって、その曲を聴くといつの自分にもタイムスリップできる。今こうして綴っている最中も印 象的な歌が今後の軸になるのだろう。
とまどうこともある、後悔することもある、嫌気がさすこともある。でもそれも全部あたしの日々。足下がぐらついた時は、懐メロを聴いて、頑張っていた自分 や、切なかった自分や、輝いていた自分や。音楽というタイムマシーンに乗って自分というワールドトリップをして、軌跡を見つめ直すこともいいんぢゃないの だろうか?
音楽史にみれる自分歴。たまにはこんなのもいいぢゃないか。

2006.08.10.